内緒の借金滞納

比較しないことだ。

いや、比較しても良いのだが、その結果、
苦しんだり絶望したりしないことだ。


上と比べると自分が低く見え、
下と比べると自分が高く見えるもの。


水面より高く自分をおくといずれは、
水面に合わせて自分は低くなり、
水面より低く自分をおくといずれは、
水面に合わせて自分は高くなる。


前者は傲慢の弊害を意味し、
後者は謙虚の美徳を指す。


他者との比較の中で自分を規定するのではなく、
他者との比較の中で幸福をはかるのではなく、
自分の生きる美学に基づいて自分を規定し、
それに基づいて幸福をはかることだ。


自分の中で時系列に基づく比較はあっても良いが、
大切なのは、
成長や幸福に対する絶対的な基準を内面に確立することだ。


そのためにも自分を決めつけないこと。

一度、自分を真水に戻すのだ。


「今まで生きてきた理由」ではなく、
これから生きていく理由」を考えよう。


前者は昨日の自分を正当化するために有効なのに対して、
後者は明日の自分を創造するために有効だ。


正当化する人生より、
創造する人生こそ私は生きたい。


もちろん、自分を信じるには根拠が必要となる。


ただ、それを現状の自分だけに限定すると、
根拠となる実力が見つからず、
絶望に陥る可能性があるだろう。


その根拠を過去の自分が生み出した、
人生の実績にのみおくのではなく、
未来の自分が切りひらくであろう、
人生の可能性も含めるべきである。


未来の成長可能性はそれだけで、
立派な自信の根拠である。


生きるということは成長可能性があるということであり、
それは誰もが自信を持ってよいということを意味する。



ジョンキム(元慶應大学 特任准教授)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

借金滞納生活を通じて私は、

「自分の身の丈」

を痛感しました。


「こんなはずじゃない」ではなく、
「こんなはず」なんだと実感できました。


そこでつい周りと比較して、
劣等感を感じた時期もありましたが、

それでは現状解決しないので、
今の自分をしっかり受け入れました。


そうすると、
変に背伸びや虚勢を張る必要もなくなり、

自分がやるべきことに集中できて、
返済状況も改善していけました。